テレワーク(在宅勤務)をパソコンひとつで行っていると、ページの切り替えや資料の確認が不便で、なかなか作業が進まないことがありませんか?そんなときにディスプレイを導入すると、作業効率アップを期待できます。本記事では、おすすめディスプレイや選び方などを解説します。
Contents
テレワーク(在宅勤務)にディスプレイを活用した方が良い理由

テレワークをする際に、ノートパソコンやデスクトップパソコンのディスプレイ1つで作業している方が多いのではないでしょうか。
1つのディスプレイでも作業できますが、外付けのディスプレイを活用すると、作業環境に良い影響を与えてくれます。テレワークにディスプレイを活用した方が良い4つの理由を見ていきましょう。
同時に複数のページを確認できる
テレワークで資料を確認しながらデータを入力する、複数の仕事を同時進行することもあるでしょう。パソコンひとつで資料を元にデータ入力をする場合、ページを切り替えて入力を繰り返さなければならないので、効率が悪く、ミスが起きる可能性もあります。
ディスプレイを導入すると、パソコン画面で入力、ディスプレイで資料を表示すれば、ページを切り替えることなく、スムーズに作業可能です。
複数の仕事を同時に進めている場合は、仕事ごとにパソコン、ディスプレイに画面を整理しておけば、その都度ファイルを開いたり、ページを切り替えたりする必要がなくなります。
最適な姿勢での作業を可能にする
ノートパソコンを使用してテレワークをする場合、つい背中を丸めた姿勢になりがちです。席を立つ機会の少ないテレワークでは、オフィスよりも身体に負担がかかり、肩こりや首の痛みにつながってしまいます。
ディスプレイはデスクトップPCのように使用できるので、背筋を伸ばして作業できるようになるのがメリットです。ディスプレイによっては、高さ調節・角度調節できるものもあり、最適な姿勢を保てるように配置できます。
回転機能があれば縦型コンテンツも見やすくなる
横型のディスプレイが主流ですが、回転機構が搭載されているディスプレイもあります。横型と縦型を使い分けられるので、縦型コンテンツを見るときに便利です。
データや文献などを確認するときに、スクロールする回数を抑えることができて、テレワークの効率を上げることができます。
ゲーム・映画を楽しむこともできる
ディスプレイは、テレワークを終えた後にも活躍するアイテムです。パソコンやスマートフォン、ゲーム機などを接続すれば、ゲームや映画を楽しめるモニターになります。
ただ、仕事場でゲームや映画を常に楽しめる環境にしておくと、つい手が出てしまうかもしれません。仕事と息抜きの時間をしっかり分けて、ディスプレイを活用してみましょう。
テレワーク(在宅勤務)に使用するディスプレイの選び方

テレワーク(在宅勤務)に使用できるディスプレイは、さまざまなメーカーから販売されており、どのディスプレイにしようか悩んでしまいがちです。
そこでディスプレイの選び方のポイントを5つご紹介するので、ぜひ参考にして自分に合ったディスプレイを見つけましょう。
仕事内容に合わせて必要な画質を決める
ディスプレイは資料や検索ページを表示させるので、しっかり確認できる画質が必要です。画質を判断する上では、解像度が参考になります。HD、フルHD、4K、8Kの順に解像度が上がっていき、よりきめ細かい画質で表示されます。
解像度が高ければ高いほど良いというわけではなく、仕事内容に合わせるのがポイントです。デザインや動画編集などは解像度が高いほど精度の高い仕事ができるでしょう。資料やデータの確認程度であれば、解像度が低くて困ることは少ないです。
作業範囲に合わせたサイズ
作業画面をどのくらいの大きさで表示させたいかで、最適なサイズを選びましょう。主なサイズには、21インチ、24インチ、27インチなどがあります。サイズが小さいと作業範囲が狭くなるので、テレワークの作業内容に合わせることがポイントです。
画面サイズにともなって、本体のサイズも大きくなります。画面サイズだけで選んでしまうと、「デスクに置けない…」と後悔することになるので、置き場所のスペースに合うかも要チェックです。
高さ調節・回転機構などの機能に注目
使い心地を自分に合わせてアレンジしたい方は、機能性にも注目しましょう。主な機能としては、高さ調節機能や角度調節機能、回転機能などがあります。
高さ調節・角度調節機能があると身体の大きさや目線に合わせて調節可能です。回転機能は前述したように縦型コンテンツを快適に閲覧・確認することができます。
PCに対応したインタフェースを搭載しているか確認
PC画面をディスプレイに映し出すためには、ケーブルで接続する必要があります。まず、PCに対応したインターフェースを搭載しているかを確認しましょう。主なインターフェースの種類には、HDMI端子、DVI端子、USB Type-Cなどがあります。
インターフェースがひとつだけだと、PCとしか接続できません。より幅広くディスプレイを活用するなら、複数のインターフェースが搭載されているものがおすすめです。
映り込みの少ない非光沢タイプがおすすめ
液晶パネルには、光沢タイプ、非光沢タイプの2種類があります。光沢タイプは映り込みやすいので、目が疲れたり、集中力が途切れたりしがちです。
一方で、非光沢タイプは光沢が少ない分、映り込みを気にせずに作業することができます。パソコンに向かう時間の長いテレワークでは、目の負担を考えて非光沢タイプがおすすめです。
テレワーク(在宅勤務)に使いたいおすすめディスプレイ10選

さまざまなメーカーから販売されているディスプレイの中から、テレワーク(在宅勤務)におすすめしたい10のディスプレイをご紹介します。
ディスプレイそれぞれの特徴や機能に注目して、おすすめディスプレイをチェックしていきましょう。
【Dell】4Kモニター 27インチ U2720QM
『Dell』の“4Kモニター U2720QM”は、4K映像に対応したディスプレイモニターです。色彩がきめ細やかに表現されるので、デザインなどのテレワークに向いています。
多彩なインターフェースに対応しているのも嬉しいポイントです。HDMI端子をはじめ、USBメモリー用のポートや急速充電に対応したUSB Type-C端子も搭載しています。特にUSB Type-C端子は、PCの充電・データ転送をしながら接続できるので便利です。
さまざまなケーブルを使用すると散らかりがちですが、背面にケーブルをまとめられるスロットが付いていて、デスクがすっきりしますよ。
画面サイズ | 23.8/27/31.5/42.51インチ |
解像度 | 4K |
機能 | 高さ・角度調節/回転 |
インターフェース | HDMI/DisplayPort/USB Type-C/ヘッドホン出力 |
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【I-O DATA】モニター 23.8型 EX-LDH241DB
『I-O DATA』の“モニター EX-LDH241DB”は、ディスプレイに高精細ADSパネルを採用しています。上下左右178°どこから見ても色鮮やかに映るパネルで、デザインや資料の確認などに便利です。
ディスプレイにスピーカーを内蔵しているので、テレワークでのテレビ会議の音声出力もしやすくなっています。
また、台座にスマホスタンドが搭載されているのも特徴的です。スマホがすっきり収まり、デスクを整理して快適な仕事環境を整えられます。
画面サイズ | 20.7/21.5/23.8/27/31.5インチ |
解像度 | フルHD |
機能 | ー |
インターフェース | HDMI/ヘッドホン出力 |
【ASUS】フレームレス モニター 23インチ VZ239HR
『ASUS』の“フレームレス モニター VZ239HR”は、フレーム部分を最小限にしてパネルを大きくとったディスプレイです。
フルHDパネルを採用し、色彩をきめ細かく表現することができます。ディスプレイを横から見ると、わずか7mmの薄さになっており、置き場所を選ばないことも特徴のひとつです。
さらに、ブルーライト軽減とLEDバックライトのちらつきを軽減するフリッカーフリー技術を搭載し、テレワークで疲れがちな目に配慮されています。作業時間が長く目が疲れやすい方におすすめのモニターです。
画面サイズ | 15.6/23/24インチ |
解像度 | フルHD |
機能 | ブルーライトカット/フリッカーフリー |
インターフェース | HDMI/Dサブ15 |
【PHILIPS】モニター ディスプレイ 241E9/11
『PHILIPS』の“モニター ディスプレイ 241E9/11”は、アーチ形の台座が特徴的なディスプレイです。
パネルには、超広視野角を実現したIPSテクノロジーパネルを採用し、どの角度から見ても安定した画質で表示されます。非光沢パネルでもあり、映り込みが少なく快適です。
フォルムは、最新のベゼル構造を採用したことによって、フレーム部分を最小限になったすっきりデザインとなっています。デスクに圧迫感が出にくいので、快適なデスク環境でテレワークに取り組めるでしょう。
画面サイズ | 21.5/23.8/27インチ |
解像度 | フルHD |
機能 | フリッカーフリー/ローブルーモード |
インターフェース | HDMI×2/Dサブ15 |
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【LG】ゲーミング モニター ディスプレイ 27UL500-W
『LG』の“ゲーミング モニター ディスプレイ 27UL500-W”は、主にゲームに使われるモニターで、画質にこだわっています。
4K映像に対応し色彩をくっきり表現するだけでなく、広視野角や暗い部分を自動で明るくするブラックスタビライザー機能も搭載しています。
「OnScreen Control」機能では、ディスプレイ内でウィンドウを自動的に分割表示させることが可能です。マルチタスクを進めたい方や写真・資料を複数参考にしたいときに活躍する機能となっています。
画面サイズ | 27/31.5/42.5インチ |
解像度 | 4K |
機能 | モード設定/ブラックスタビライザー |
インターフェース | HDMI×2/DisplayPort/ヘッドホン出力 |
【HP】モニター 27インチ 5ZP65AA#ABJ
『HP』の“モニター 5ZP65AA#ABJ”は、4K映像に対応した高画質ディスプレイです。見る角度に関わらず色味やコントラストを表現することができます。
非光沢パネルを採用し、ブルーライトカットモードも搭載しているので、目の負担軽減にも効果的です。
さらに、ディスプレイは角度を調節することができます。フラットにしたり、斜めにしたりできるので、目線や姿勢に合わせて調整しましょう。
画面サイズ | 14/21.5/23.8/24.5/27インチ |
解像度 | 4K |
機能 | ブルーライトカット/角度調節 |
インターフェース | HDMI×2/DisplayPort |
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【アイリスオーヤマ】モニター 21.5インチ ILD-A21FHD-B
『アイリスオーヤマ』の“モニター ILD-A21FHD-B”では、映像に合わせて表示モードを変更することができます。
モードは、標準モード、映画モード、FPSモード、RTSモード、アイセイバーモードの5つで、入力作業や映像編集、ゲーム、映画などシーンに合わせて、より良い画面に調整可能です。
ブルーライトをカットできるアイセイバーモードや映り込みの少ない非光沢パネルによって、テレワークの目の疲れを軽減することもできます。
画面サイズ | 19.5/21.5/23.6/27/31.5インチ |
解像度 | 2K |
機能 | 5つのモード設定/角度調節 |
インターフェース | VGA/HDMI/DCIN |
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【BenQ】ゲーミングモニター 24インチ ZOWIE XL2411P
『BenQ』の“ゲーミングモニター ZOWIE XL2411P”は、調整機能に優れたディスプレイです。
ワンタッチ操作でディスプレイの高さや向き、角度を変えられるので、自分に合った位置に画面を配置し、テレワークに集中することができます。
目の疲れを軽減するフリッカーフリー・ブルーライト軽減モードを搭載しているのもテレワークに嬉しいポイントです。目の負担をおさえ、健康に気を付けながらテレワークできるようになりますね。
画面サイズ | 24/24.5/27インチ |
解像度 | フルHD |
機能 | 高さ・角度調整 |
インターフェース | DisplayPort/DVI-DL/HDMI/ヘッドホン出力 |
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【AOC】モニター 24B1XH/11
『AOC』の“モニター 24B1XH/11”は、ウルトラスリム設計によって、薄型ディスプレイを採用したスタイリッシュなモニターです。限られたデスクスペースにも置きやすく、PCやキーボードを置くスペースを広く確保してくれます。
メニュー設定ソフト「i-Menu」をインストールすると、PC上で色温度や輝度、コントラストなどを調整可能です。
明るさや色合いが気になったときに、PC上の簡単操作で調整できるのは、意外にも他のディスプレイにはない機能となっています。
画面サイズ | 23.8インチ |
解像度 | フルHD |
機能 | ローブルーモード |
インターフェース | Dサブ/HDMI/ヘッドホン出力 |
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【MSI】Optix G24C4 ゲーミングモニター
『MSI』の“Optix G24C4 ゲーミングモニター”は、湾曲モニターを採用しています。モニター画面が湾曲していることによって、少ない視線移動で全体を確認できるのがメリットです。
さらに、ちらつきを抑えるアンチフリッカー機能を搭載し、長時間の使用で目が疲れにくく、疲労を軽減してくれます。
他にも、残像感のないきれいな画質やナイトビジョンなどゲームに特化した機能が多いです。テレワークと合わせてゲームにもモニターを使いたい方はぜひチェックしてみましょう。
画面サイズ | 15.6/23.6/27/34インチ |
解像度 | フルHD |
機能 | ブルーライトカット、ナイトビジョン |
インターフェース | HDMI×2/DisplayPort1.2a/ヘッドホン出力 |
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ディスプレイと合わせて活用したい周辺機器

テレワーク(在宅勤務)にディスプレイを導入することによって、作業効率のアップを期待できます。
ディスプレイと合わせて、モニターアームやWebカメラなどの周辺機器を導入すると、さらにテレワークがしやすくなりますよ。
モニターアームで最適な位置に調整
モニターアームは、ディスプレイを宙に浮いた状態で固定できるアイテムです。角度や高さを調節できる幅が広くなるので、より見やすく、適切な姿勢を保つことができる位置に調整できます。
また、デスク周りをすっきりさせる効果もあります。据え置きディスプレイは土台がある分、スペースを必要としますが、モニターアームを使用すれば少ないスペースでもディスプレイを設置可能です。
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Webカメラでテレビ会議を快適に
テレワークでは、一人で作業をするだけでなく、テレビ会議で打ち合わせをすることもあるでしょう。PCにカメラが搭載されていない場合に、Webカメラが活躍します。
Webカメラをパソコンやディスプレイに取り付け、簡単な設定を行うだけで使用可能です。テレビ会議以外にも、動画配信やオンライン飲み会などにも使えるので、持っておいて損のないアイテムでしょう。
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ディスプレイを導入してテレワーク(在宅勤務)を効率化しよう

パソコンのディスプレイに加えて、外付けのディスプレイを追加すると多くのメリットがあります。ページの切り替えが最小限になったり、マルチタスクがしやすくなったり、縦型コンテンツが読みやすくなったりするなど、作業効率が格段に上がるでしょう。
ディスプレイを選ぶ際は、作業内容や環境に合わせて、画質やサイズ、機能などにこだわることが大切です。おすすめディスプレイを参考にして、自分に合ったディスプレイを作業環境に導入してみてくださいね。